頻尿になると尿意によって夜中に何度も目が覚めるようになり寝不足に陥ります。
就寝後に何度も尿意で目が覚める状態を夜間頻尿と言い途中で目覚めて行う排尿回数が2回以上になると生活の質が落ちるとされ治療対象になることもあります。
夜間頻尿のために睡眠不足に陥ることで昼間眠気に襲われる心配や慢性的な倦怠感から体調全体の悪化を招く心配もあります。
頻尿を改善に導くためにも尿意による中途覚醒を防ぎ、質の良い睡眠を得ることが重要です。

頻尿も不眠も加齢が原因の一つと考えられていますが、尿意で夜中に目が覚めるのは加齢でメラトニンの分泌量が低下した影響が大きいと言われます。
尿意で目が覚めるというより、メラトニン不足で眠りが浅くなっているために尿意を感じやすくなっている面もあります。
夜中に何度も目が覚めることで体調不良を招くと頻尿以外のトラブルも招きかねないため、メラトニンが主成分の薬を服用して睡眠リズムを整え質の良い眠りを十分とって体調を整えなくてはなりません。

一般的に薬で眠りを得ることに抵抗感を持つ人もメラトニンであれば副作用や依存性のリスクが低いとされ、夜間頻尿で寝不足に悩むほどであれば導入を考えるのも一つの方法です。
メラトニンは本来体内で生成され加齢や夜型生活などで分泌量が減ったぶんを補い、睡眠リズムを整えて寝不足解消を目指します。
夜間の睡眠の質が上がることで尿意によって目覚める回数を少なくして行くことも期待できます。

体内で生成されるメラトニンはセロトニンという脳内の神経伝達物質を材料にして夕方から夜にかけて分泌される睡眠ホルモンです。
セロトニンのほうは朝の太陽光を浴びることで分泌され昼間の活動で活性化すると言われ、夜型生活などでセロトニンの分泌量が減るとメラトニンも充分な量が生成されないことになります。
セロトニンの原料となるトリプトファンを大豆や肉、魚などのたんぱく質から摂る必要もあります。
メラトニンを薬によって補いつつ、セロトニンを増やす生活を心掛けることも大切です。

頻尿になる原因について考える

頻尿も不眠も加齢が原因の一つと考えられています.夜中何度も尿意で目が覚めて寝不足が慢性化すること自体が精神的負担となり自律神経のバランスが乱れ不眠の症状がさらに悪化、眠りが浅いためさらに尿意で夜中に目覚めやすくなります。
メラトニン服用で睡眠リズムを整えると共に頻尿になる原因について考えて、治療が必要な場合は医療機関を受診して改善を目指すほうが寝不足の悩みを早期に解消することにも繋げられます。

夜間頻尿は早期の高血圧症状の一つとも言われ、血圧を上げる働きを持つホルモンが膀胱も刺激して容量の低下を引き起こし、膀胱に溜まった尿量が少なくても尿意を感じるようになります。
その状態で加齢によるメラトニン不足のせいで眠りが浅くなっているところを尿意が刺激する形となって夜中に何度も目が覚めるようになります。
高血圧は当然治療の必要がありますが医師に夜間頻尿や寝不足のつらさを我慢せずに伝えることも重要です。

高血圧に伴う頻尿以外では心臓の機能が弱って起こるケースや過活動膀胱や前立腺炎、睡眠時無呼吸症候群で生じる夜間頻尿もあります。
過活動膀胱は膀胱に少量の尿しか溜まっていないのに膀胱の収縮が起こる病気でパーキンソン病や脳卒中などが原因ということもあるため、早めに病院へ行って検査を受けておくほうが安心です。
前立腺肥大症で膀胱が過敏になって起こる過活動膀胱もあり、いずれも早めの治療開始が大事です。

別の病気が原因で起こる夜間頻尿以外では、就寝前の水の飲み過ぎや塩分の摂り過ぎでも尿意で目が覚めやすくなります。
女性の場合は冷えが原因で起こる頻尿も少なくなく、元々冷え性の人は自律神経のバランスを崩しやすいことでメラトニン不足も招きがちとなっており、しっかり冷え対策することも改善に役立ちます。